アースデーコンサートレポ・曲目

～コスモ　アースコンシャス・アースデーコンサート～
「やさしさに包まれたなら」
ミニレポート

２００４年４月２２日（木）　　開演　１９：００　日本武道館

曲目（ユーミン演奏分のみ）　

１．	ベルベット・イースター
２．	やさしさに包まれたなら
３．	春よ､来い	チェン・ミンさん・ニ胡伴奏

　去年の「トリビュート・コンサート」以来、１年３ヶ月ぶりの武道館でした。席は２階席の後ろの方でしたが、武道館は、後ろの方でも、ステージまであまり距離感が無いのがいいですね。（苦笑）
　ステージは、地球環境をテーマにした事もあるのか、いたってシンプルで、下手側にキーボード、中央やや上手寄りにパーカッションの席、上手側には、ギターのスペース・・・これだけでドラムもないようです。ステージの後方には、スクリーンがあって、何かを映しているようですが、２階席からはよく見えません。
　ＦＭによる生中継があることもあり、コンサートは７時定刻に始まりました。トップ・バッターは、佐野元春さん、２曲(曲名わかりません・これ以降曲名が判るもののみ紹介します、それと曲名は聞き書きです）、ハナレグミさん、２曲、Ｂｉｒｄさん２曲（「京都慕情」「ソウルズ」）、高野寛さん、１曲、高野寛さん＆小坂忠さんで２曲、Ｃｈａｌａさん２曲、Ｃｈａｌａさん＆ハナレグミさんで１曲、そして、森山良子さんが登場、「沖縄の曲を２曲」で１曲目が「涙そうそう」そして、２曲目が「さとうきび畑」それもフルバージョンで１０分近かったです。
　「さとうきび畑」を初めて聴いたのが、もうかれこれ３０年も前、ＮＨＫの「みんなのうた」で、その時歌っていたのは、ちあきなおみさんでした。もちろん、その時は、２分半くらいのショートバージョンで、フルで聴いたのは、今日が初めてでした。
　ここで前半終了です。
　後半トップは、チェン・ミンさんの二胡演奏で「花」、今井美樹さん、２曲、大貫妙子さん、２曲（曲名は聞き書きですが「四季」「ただ」）、そして、矢野顕子さん登場、ピアノ弾き語り、森山良子さん、小坂忠さんとのコラボを交えて、４曲・・・矢野顕子さんの雲の上をふわふわと踊っているようなあの独特の歌声、直で聴くのは、初めてでした。
　そして、矢野顕子さんが「次に紹介するのは、才能のあるのは、もちろんなんですが、才能とともに努力を続けていかないと、これだけ長くやる事はできません。」という感じで紹介したのが、ユーミンでした。やはり声援が、ひときわ大きかったです。
　ユーミンは、苗場のオープニングと同じ衣裳だったようです。それにしても、ものすごく豪華で貴重なツーショットですね。
　「アッコちゃんって、あまり呼びたくないのよね。」　
　「あら、どうして？」
　「ちょっとカマトトっぽくってさあ。（笑）」
　ユーミンと矢野顕子さんとの話、こんな感じで始まりました。会うのは２０年ぶりとか・・・知合った頃は、お互い１０代だった、という話をした後・・・
　「ニューヨークでは、ピアノ、一日どれくらい弾いてるの？」
　「６時間か７時間くらい、でも、弾きたくない時は、二週間くらい（弾かない）」
　「アッコちゃんの後では、弾きたくないのよね（笑）」
　こうして、ユーミンの１曲目は、ピアノ弾き語りで「ベルベット・イースター」、２曲目は武部さんのキーボードやパーカス、ギターが入って「やさしさに包まれたなら」でした。
　この時点で２１：５０前後だったので、もう放送時間終了の頃でした。ここで、ユーミンから、７３年、小坂忠さんのアルバムにピアノ参加したことや、「今、ここにいるみんなを、タイムマシンで、３０年程前、芝浦のとあるスタジオに連れて行きたい。「あなただけのもの」をレコーディングした時、コーラスしてくれたのが、大貫妙子さん、吉田美奈子さん、そして当時鈴木姓だった矢野顕子さん、それに山下達郎さんもスタッフ参加していました。」というＭＣがありました。
　そして、チェン・ミンさんが再登場してきて、ラスト曲の「春よ、来い」でした。来年の苗場、２５周年のゲストとして、チェン・ミンさんを呼んでくれたら、素晴らしいのに、と少し思いました。ここで終了、アンコールは無かったです。
　ユーミンは、とくに地球環境・・云々という話はしませんでしたが、曲の中に込められたメッセージは、充分に感じ取る事ができました。今回は簡単に、「アースデー・コンサート」ミニレポでした。
　　

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