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〜ＦＲＯＺＥＮ　ＲＯＳＥＳ　ツアー（パシフィコ横浜・国立大ホール）　レポート〜

２０００年１月２２日（土）　　開演　１８：３０　パシフィコ横浜・国立大ホール

パシフィコ横浜の中へ・・・・ 公演会場・国立大ホールの全景

２０００年になって（カウントダウンは除きますけど（＾＾；））初めて行く今回のツアーは、横浜となりました。２０００年新年に、ユーミンが旅行したエジプトの話など、MCであるかどうか楽しみにしていましたが（新年最初の京都、神戸シリーズではMCでのエジプトの話は無かったそうですが）何と・・・・。 　会場のパシフィコ横浜・国立大ホールは初めて行きましたが、後方は何とすぐ海。ロビーからはベイブリッジなどが間近に見えます。ホールの規模は東京国際フォーラム・Ａホールよりやや小さい感じでした。今日の席は２階席の前の方です。 　開演は定時よりやや遅れて１８：５０頃。ユーミンがステージ左からゆっくりと登場して、１曲目「ベルベット・イースター」が始まります。この日のユーミン、なかなか声の調子が良い様でした。２曲目「ジャコビニ彗星の日」が終わると、これまで上に持ち上がって収納されていた「YMウォール」が何と左横に動いて収納されたのです。今後もこうなるのか、横浜だけの特別な処理なのか、不明ですが、このホールはステージ部分の天井が低く、上に収納する余地が少ないようにも見えました。 　５曲目の後のＭＣでは、ユーミンは「今日のコンサートでは、これからゾウもダンサーもサーカスもシンクロもウリナリもテレビのレポーターも出てきませんが・・」と言って場内を笑わせました。カウントダウンを経て少し変わってますね。また、アンプラグド前のＭＣによると、市川さんが、年始にロシアに２泊３日で行く予定が、行けなかったそうです。ユーミンは「ダンスパーティが開けなかったから（笑）」とその理由を話してましたが、どうやら、エリツィン辞任による政情不安のためのようです。アンプラグドの１曲目「海を見ていた午後」の後は、「私がユーミンだという事を言わずに「ドルフィン」に電話して、「これから行きたいけど空いてますか？」と言ったら「満員です！」という返事でした。『強気のドルフィン』なんて曲を作ろうかな。」これには場内大爆笑でした。（＾＾） 　それと、６曲目「恋は死んでしまった」で後方のスクリーンに現れるスクリューみたいな模様はこの日は出てこず、白いスクリーンに照明を当てて、花のような模様を作っていました。 　そして、アンプラグド後のＭＣ。記憶を頼りに再生しますと、「私は新年３日から、１０日間位エジプトに行って来ました。ピラミッドやスフィンクスを見たり、そして考古学博物館で、十数体のエジプトミイラを見てきました。その中で「ラムセス２世」という王様（ファラオ）が一番偉大な王様だそうです。こんな備長炭みたいになってるのは、どうかな、とも思いましたが。（場内大笑い）何千年の時をこえて人間の形を保っていて、その髪の毛や爪が残っているのは、すごいことで、ジュラシックパークみたいにＤＮＡを取り出して、再生できるのでは、とも思いました。」という内容が追加になってました。その後、いつもの１０００年の代替わりに話になりました。 　アンコールは「守ってあげたい」「中央フリーウェイ」「十四番目の月」という通常のメニューでした。ダブルアンコールの「青いエアメイル」ではハプニング。ユーミンの持っているマイクが故障なのか声が出ず、「交換してください」とスタッフの大声が響いて、スタッフがかわりのマイクを持ってきて交換しました。 　　「新年３日から、１０日間位」という事は、神戸の公演はエジプトから帰った直後だったようですね。今回のレポはいろいろと変わったＭＣの内容中心になりましたが、この日はユーミンの声は良く出ていたと、思います。次は新潟公演、それが終われば、いよいよ苗場です！

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