リクエスト・コーナーに登場した方は・・・・・。
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去年は、リクエストコーナーに井上陽水さんや木村佳乃さんが登場しましたが、今年も意外な方が登場しました。ネットで見た１８日、「存在感のある顔」で選ばれた女性の方は、９２年バルセロナ五輪・陸上競技４００メートル走の日本代表、高野進選手の奥さんでした。リクエスト曲は「ずっとそばに」で、応援のため、バルセロナに向かう飛行機の中で雲海を眺めていた時、「そっと呼んで つらいならば 時をかけて ゆくわ」というこの曲のフレーズが、ふと浮かんだから、だそうです。
高野進選手は、この時が、３度目のオリンピック。前２回の五輪で果たせなかったファイナリスト（決勝進出者）になる夢を今回のバルセロナにかけていました。もし決勝進出となれば、日本選手にとって陸上短距離では、６０年振り、３２年ロサンゼルス大会での「暁の超特急」吉岡隆徳選手（１００メートル６位）以来の快挙となります。ちなみに、この３２年ロサンゼルス大会で、馬術競技日本唯一の金メダリストとなったのが、「バロン・西」こと西竹一選手。陸軍軍人でもあった彼は、これより１３年後、硫黄島攻防の激戦で戦死します。
さて、大会１０日目の４００メートル準決勝、高野選手は４位に入り、念願の決勝進出を果たします。この時、私はテレビでその模様を見ていましたが、決勝進出を果たし、トラックに倒れこむ高野選手とその高野選手に競技役員の一人がミネラル・ウォーターを差し出すシーンを、なぜかはっきりと覚えています。決勝では最下位の８位でしたが、全てを五輪にかけ、見事念願を果たした高野選手と支えつづけた奥さんの話は、当時大いに感動を呼んだものでした。
リクエスト・コーナーでの話を聞き、今改めて「ずっとそばに」を聴いてみると、「きみはハンター もがきながら 宝物みつけ きっと戻って来る」・・・「かわってあげられぬ痛みが哀しいわ どんなに思っていても」これらのフレーズを聴けば聴くほど、あの時の奥さんの心境をあまりにも鮮やかに描いているようで、いろいろな方が、いろいろな思いを抱いて、ユーミンを聴き、苗場に集っている事を今更ながら、改めて思いました。
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| （以下いろいろ書いていきます。しばらくお待ちを・・・（＾＾；）） |
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