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〜ユーミン・スペクタクル・シャングリラ大阪公演　レポート〜

１９９９年７月２４日　　開演　１８：３０　大阪城ホール

ЮМИН СПЕКТАКЛЬ　 Шангрила

生駒山の上の入道雲（城ホール前より） いよいよホールの中へ

シャングリラ大阪２４日レポ　山の上の雲 　大阪生まれ、大阪育ちの私ですが、実は大阪でユーミンのコンサートを見るのは今回が初めてで、代々木や横アリと違った関西系のノリはどうか、大阪生まれのくせに興味深々だったのでした。（＾＾） 　かなり早めに城ホール前に着いた時、生駒山の上に、もこもこと湧き上がる入道雲が・・・。（写真上左）私が子供の頃、夏の日にいつも見上げていた光景でした。懐かしき「生まれた街」の「空の色、風の匂い、空気の温度」に触れて長い間心の中に眠っていた何かが、この時活動を始めたようで、「シャングリラ」が始まる遥か前から、私の夢が始まりだした様です。そこで当ＨＰ掲示板のご常連さん、すうさんと初めてお会いでき、開演近くまで、ユーミンの事をいろいろお話させていただきました。 　本日２４日の私の席は、スタンドＦ２２列と、スタンドの一番後ろ。かなりステージが遠いです。それにしても、城ホールの半分近くをステージが贅沢に占めていて、収容できる人員は、代々木よりかなり少ない様でした。 　　　　（曲順、曲ごとのアクトは代々木レポをご参照下さい） 　さて、コンサートの開演です。クラウンのパフォーマンスに客席の反応も上々で、これは盛り上がりそうな予感があり、そして、気づかない内に私の中の大阪生まれの血も騒ぎ出したのでした。（＾＾）「ユーミン人形」が井戸の中に落ち、上昇するような音とともに、村石さんのドラムが響きだし、ステージ中央の段ボールが倒れ、ユーミン登場！1曲目「もう愛は始まらない」が終わった後、ユーミンのＭＣ。そこへ、女性の声で「ユーミン、ありがとう」の声援が飛びます。 　代々木や横浜では、一つの曲に拍手できる機会は一回です。すなわち、曲が終わった時。ところが、大阪公演では、拍手できる機会は三回あります。曲の始まりと間奏、そして曲が終わった時です。代々木で見るときとは、違った雰囲気がとても嬉しく、遠い席ながら、後ろの立ち見の人も気にしながらも盛り上がっておりました。（ああ、大阪の血が燃える（＾＾；） 　5曲目の「インド」。ユーミンの輿が現れるのは、代々木とは逆にステージ向かって右でした。上で見てるとユーミンの列の付近はまるでタイトルマッチで辰吉丈一郎選手が入場する時のような騒ぎで、なかなか輿も進みません。ところで、この時右手の柱にチラリと見えたものが・・・・・。「空中浮遊」の謎解きに繋がるものですが、これは別の機会にお話しましょう。それと、「空中浮遊」のとき、ステージの照明が代々木より暗い様で、ユーミンをより浮かびあがらせる様になっている感じでした。気のせいかもしれませんが。（＾＾； 　7曲目、「Ｂａｂｙｌｏｎ」のアクトは、曲にあまりに合いすぎ、背筋を戦慄が走るほど凄いです。（代々木レポ参照）9曲目、「破れた恋の繕し方教えます」の半魚人シンクロも凄いですが、このアクトで、「ジェラシーと云う名の悪夢」も見たいとチラリと思いました。１０曲目「Ｌｏｓｔ　Ｈｉｇｈｗａｙ」の後、昆虫列車「深夜特急」と「ぺガサスの戦士」が登場します。少し動きが変わっていて、「ペガサスの戦士」が蜘蛛の巣にかかった様に寝ているユーミンに駆け寄るシーンがありました。（この動きは名古屋でもあったのでしょうか？）その後、「深夜特急」が大爆発！ 　11曲目、「不思議な体験」。ユーミンの乗るＵＦＯそのものも、照明器具の一つで、照らされたアリーナが上からは宇宙の海のようでした。そして、１２曲目、「ＥＳＰＥＲ」の後は空中ブランコです。受け手の人がジュソーエフさんともう一人（お名前が分りません）の計二人になっていて、最初の回転のない技での受けとめは新しい方、次に２回転するなどの大技はジュソーエフさんがやっているようでした。この日は最初の技は全員成功。次の大技は最初が失敗、２回目と３回目が成功でした。ジュソーエフさんもかなり回復されたようです。空中ブランコの次はクラウンのパフォーマンス。万雷の拍手の中、ステージに上がったところで、クラウンの一人が、「ストップ！」と言うような仕草をすると、場内一瞬でしんとなりましたが、ここでハプニング。「おしっこー」の幼児の声が場内に響き渡り、一転、爆笑の渦になりました。（上からでも聞こえました）クラウンのパフォーマンスでもタオルであおられたクラウンが風圧？で後ろへ倒れるシーンが追加になってました。クラウンの一人がシンクロプールから拾い上げた機雷が爆発して再びユーミン登場。 　１３曲目「ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ」では、スクリーンを見ていて、初めて気がつきましたが、シンクロチームが光るリングを重ねると、スクリーンの中では、あたかもユーミンが光の中で歌っているような光景が展開されていました。代々木レポにおいてはユーミンを「金剛石のサクランボ」と表現しましたが、この日、ユーミンは全てのアクトを照らす太陽でした。個々のアクトもそれぞれ凄いものでしたが、それに光を当て、一つにまとめたのは、まさにユーミン。ユーミンこそが主役＝太陽でした。 　１６曲目「水の影」メンバー紹介では、やはりロシア側出演者は右に１９人、左に１９人、シンクロの８人で１人増え、４６人でした。空中ブランコの新しい受け手の方、横浜では忘れずに名前をメモっておきますです。（＾＾；それにしてもバイオリン弾きのクラウン、オレグ・ダニーロフさんの表情はいつもいいですね。彼らの「一瞬の夏」まだまだ続きます。 　１８曲目（アンコール２曲目）「オールマイティ」では、新しいサーカスアクト「人間メリーゴーランド」が。（私が勝手につけました。「人間風車」だと私なんかはプロレスの技を思い出してしまうので（＾＾；））リングを数人で持ち、リングを回す人とぶら下がって回転する人が互い違いに交代します。あたかもメリーゴーランドでした。この日も拍手は続きましたが、カーテンコールのみで残念。 　公演が終わり、オフ会に出席するため、心斎橋の大丸前を歩いていた時、このあたりは子供の頃、両親に連れられてよく買い物に来た所で、今でも母親に手を引かれた５歳の私がいます。あたかも心に蘇った「金色の夢」の中にいるようでした。昼間、「山の上の雲」を見たときから続くこの不思議な感じは、「シャングリラ」によって呼び起こされた「心の中の理想郷」からの風かも知れません。 　　　　　　　　☆　　　　　　　☆　　　　　　☆　　　　　　☆ 　何か、私の生まれ故郷へのセンチメンタリズムだけが出てしまって、ぜんぜん分らないレポになってしまいました。ここまで読んで頂いた皆様、本当にすみませんです。（後で思い出したこと、加筆・修正するかも知れません）

たぬきさんの大阪最終日のレポ たぬきさんの大阪最終日のレポです。たぬきさん、どうもありがとうございました。 ＊　　　　　　＊　　　　　　＊　 〜ユーミン・スペクタクル・シャングリラ大阪公演　レポート〜 １９９９年７月３１日　　開演　１８：３０　大阪城ホール 　　 　シャングリラ大阪最終日、オープニングのクラウン３人目の登場は、箱が開いた時、以前はトランプがらの中に顔を出してほうきで掃かれるというものから、トランプがらのボードはなくすぐに出てきました。そして４人目登場の箱は以前はトランプがらのボードの後大きな櫛で頭、脇をとぐ仕草だったのが今回トイレに入ってる想定で、ドアをノックすると中からも「入ってます」のノックの音がして、水の流れる音がしてドアを開けるとクラウンが手を服で拭きながら出てくるというのに変わってました。たぶんトランプがらの中の顔が遠くからだとわかりにくいのでしょうね。 　　 　アリーナ北１列目と言う事でもう苗場の１列目くらい近く、座席も段になってて高さもありステージと変わらないくらいでした。爆発の火薬のにおい、プールの噴水の時の水のにおい、もう全部感じ取ったっていうくらい堪能してきました。「DESTINY」のときのユーミンのお尻振り振り、「オールマイティー」の人間風車、もう２メートル程の近さ。前には目障りな係員もいなくて最高！！！　 　　　 　もう１つ思い出した違いが、、、、ＹＭＬにもあったような気が・・・オープニングの水をかける場面ですが、以前は通路にいた係員が水をかけられていましたが、アリーナ正面１列目の真中にいた人が少し前の方に引っ張り出されてかけられるというのに代わってました。２回目にアリーナから見た時は水をかけられているというのがほとんどわかりませんでした。そこでステージ前のみんなが良く見える所に変わったんだと思います。この水をかけられる人、１回目にスタンドで見た時にかけられていた係員と同じ人でした。知らない人には一般の人だと思うでしょうね！いかにもボーッとした感じで背が高くて（この方にはどうもすみません）クラウンにもわかりやすいように座席においてあるパンフを胸の所に（目印のように）持っていました。その人が係員と引き上げた後には別の人が座って楽しんでいました。 　　 　とにかく誰かに聞いて欲しいって言う思いで、自慢みたいですが嬉しくて嬉しくて書きました。博士、横浜、福岡、本当に楽しみですよ。あ〜〜〜〜できるならもっと見たい！

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